「プロテアーゼ」について調べてみた。 | 酵素入りのプロテイン(タイムリリース型)

プロテアーゼ パイナップル タンパク質分解酵素

「プロテアーゼ」について調べてみた。

ダイジェストオール」のプロテアーゼ

「プロテアーゼ」はタンパク質を分解する酵素として知られています。この記事ではそもそもタンパク質というのは何なのかということも踏まえつつ「プロテアーゼ」について詳しく解説していきます。

【この記事の目次】

そもそも「タンパク質」とは何なのか?

「タンパク質」は20種類あるアミノ酸が結合したものの総称

  • 【必須アミノ酸】
  • バリン
  • ロイシン
  • イソロシン
  • メチオニン
  • リジン
  • フェニルアラニン
  • トリプトファン
  • スレオニン
  • ヒスチジン
  • 【非必須アミノ酸】
  • アルギニン
  • グリシン
  • アラニン
  • セリン
  • チロシン
  • システイン
  • アスパラギン
  • グルタミン
  • プロリン
  • アスパラギン酸
  • グルタミン酸

タンパク質を含む食材の代表は大豆や肉です。

おなじみ大豆と豆腐

スーパーのハンバーグ

私たちが普段から食する食材で、タンパク質を多く含む者の代表といえば、肉や大豆でしょう。タンパク質も大きく分けて2種類あり、「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」があります。どちらもバランスよく摂るのが大事になりますが、筋肉を大きくする上で重要になるのは植物性よりも動物性であると考える人もいます。

米やパンなどの糖質食を控えて肉ばかり食べて痩せた方の話がところどころあるようですが、高タンパク食は実験データでも決して悪いものではないことが分かっています。

食生活がタンパク質を中心になっている方には消化酵素を選ぶ際に重要になるのが「プロテアーゼ」ということになるのです。

「ペプチド」について補足説明。

「ペプチド」はアミノ酸が2個から100個くらいまで結合したものの総称

先ほど「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」が全部で20個あることを説明しましたが、「ペプチド」というのは、これらのアミノ酸が2個~100個繋がったものを言います。わかりやすく「低分子化」という言葉で説明しているものがありますが、このことを指しています。

ただ、「ペプチド」に関する定義も曖昧で、アミノ酸の連結数に関しては研究機関によって違いがあるようです。ペプチドという言葉の使用例として「ホエイペプチド」や「コラーゲンペプチド」など、色々なものがあります。

結合しているものの数が100を超えると「タンパク質」と呼ばれます。私たちが普段「大豆プロテイン(植物性)」や「ホエイプロテイン(動物性)」と呼んでいるものになるわけです。糖質関連でも単糖類・二糖類・多糖類といった区別がありますが、それに近いものだと思ってよいです。

ホエイプロテインに記載されるアミノ酸プロフィールを見てみる。

前述したアミノ酸がどのくらい含まれているかを記載したものを「アミノ酸プロフィール」と呼んでいます。国産だとタンパク質100gあたり、外国産だと付属スプーンが何杯であるかで記載が異なってきます。

アミノ酸はそれぞれ摂取目安量というのがあるのですが、アミノ酸プロフィールが書かれていると自分に必要な分だけを摂取することが可能になるので非常にありがたいです。

アミノ酸サプリも悪くないです。

アミノ酸プロフィールはどのプロテインでもだいたい記載されていますが、ものによっては記載されていないものもあります。プロテインを飲んだ方がバランス良くアミノ酸が摂取できるように感じてしまいますが、プロテイン以外にもアミノ酸サプリというものがあってこれでもバランス良く摂取できます。

タンパク質とプロテアーゼの関係

「アミラーゼ」と同様、切断方法は2種類あり、名称も異なる。

  • エキソペプチダーゼ:連結しているものを末端から切断
  • エンドペプチダーゼ:連結しているものをランダムに切断

分かりやすく「連結しているもの」と書いていますが、厳密には「ペプチド鎖」あるいは「ペプチド結合」といった言葉が使われます。「エキソ」と「エンド」という言葉はアミラーゼに関する記事でも解説しましたが、基本的にそれと変わりません。

現在分類されている「プロテアーゼ」の種類は4つ。

プロテアーゼの種類について調べてみると、だいたい以下の4種類が出てくることが多いです。

  • セリンプロテイナーゼ
  • チオールプロテイナーゼ
  • 金属プロテイナーゼ
  • アスパラギン酸プロテイナーゼ(酸性プロテイナーゼ)

これまで購入したものを調べてみましたが、この4種類の名称が記載されているものはなかなか見つかりません。

「プロテアーゼ」を多く含んでいる食材

パイナップル

パイナップルです。

「プロテアーゼ」を含む食材の中では一番身近なフルーツだと思います。肉料理の中にパイナップルを混ぜたものがあったりしますが、あれは肉を柔らかくするためのものです。

消化酵素サプリの中にはパイナップルから抽出したものを取り入れているものもあります。食後のデザートとして食べるのもよし、肉料理に取り入れるのもよし、意外と取り入れやすいものと言えます。

パパイヤ

パパイヤの木

プロテアーゼの量がパイナップルよりもはるかに多いとされているのがパパイヤで、消化酵素サプリの中にはAmerican Health「チュアブルオリジナルパパイヤエンザイム」のようにパパイヤを原料としているものもあります。

プロテアーゼの量が多いため、肉料理の際に利用すると肉が小さくなるほどです。スーパーではなかなか見かけないので通販で買った方が良いかもしれません。

それぞれの商品に記載されている「プロテアーゼ」を見てみる。

「プロテアーゼ」の種類が1つだけになっているもの

  • 「Digestitol」は酵素活性の単位が記載されている。
  • 「Chewable Original Papaya Enzyme」は酵素活性単位の記載はないが量(mg)は記載。
  • 「Chewable Original Papaya Enzyme」はパパイヤが原料であるためタンパク質の分解には期待大。

「プロテアーゼ」とあるが、どんなものか少しわかりにくいもの

どちらも普通のプロテアーゼと異なる表記がされていますが、同じものなのかどうかは不明ですが、酵素活性の単位でその違いを見分けるしかないかもしれません。

  • 「Daily Essential Enzymes」は「Acid Stable Protease」と記載。
  • 「Enhanced Super Digestive Enzymes」は「Protease SP(A.oryzae, B.subtilis)」と記載。

「プロテアーゼ」の種類が複数に分かれているもの

上の2つは「プロテアーゼ」に種類があることが示されています。先にプロテアーゼが4種類あることを説明しましたが、これらの中でどれなのかは明確になっていません。ただ、酵素活性の単位がそれぞれ異なるのでそれで区別するほかありません。

  • 「Digest-All」は「ProteaseⅠ・Ⅱ・Ⅲ」と記載。
  • 「Optimal Digestive System」のプロテアーゼは4種類で、「A.oryzae」と「A.niger」の2種類。

「プロテアーゼ」の記載はないが、タンパク質分解に特化したもの

栄養成分表示には「Serrazimes®」とだけしか書かれていません。National Enzyme Companyの公式サイトを調べてみると、NOW Foodsのものとは少し異なる表記がしてあり、exo/endo proteaseと書かれていました。他の消化酵素サプリと飲み方が少し異なっており、「空きっ腹(an empty stomach)」に飲むように書かれています。