MRM「ナチュラルゲイナー」を購入してみました。 | 酵素入りのプロテイン(タイムリリース型)

MRM ナチュラルゲイナー

MRM「ナチュラルゲイナー」を購入してみました。

MRM・ナチュラルゲイナー・1.5kg

原材料と栄養成分表示について

公式サイトでは何が強調されているものと原材料を見てみる。

ナチュラルゲイナーの原材料一覧。

MRMの公式サイトを確認すると、ナチュラルゲイナーのポイントがいくつか書かれてあります。

  • No Artificial Flavors or Sweeteners→人工甘味料を使っていない
  • 25 Grams of Complete Protein
  • Hormone and BSE free→人工ホルモン不使用・狂牛病の危険性がない
  • Contains 5 Probiotics

これらを踏まえると商品名に「ナチュラル」という言葉が意味するものは「人工甘味料を使っていない」・「人工ホルモン不使用・狂牛病の危険性がない」ということが分かります。

人工甘味料ではなく、天然甘味料を使用している。

人工甘味料というとアスパルテーム・スクラロース・アセスルファムK・ネオテームがありますが、プロテインに使われている人工甘味料は大体この4つになるのですが、これらが使われていません。

ナチュラルゲイナーの原材料を元に使用されている甘味料をピックアップしてみます。

  • VitaFiber™(Isomalto-Oligosaccharide) → イソマルトオリゴ糖
  • Trehalose → トレハロース
  • Cocoa → ココア
  • Natural Chocolate Flavors → ナチュラルチョコレートフレーバー
  • Stevia Leaf Extract → ステビア
  • Monk Fruit Extract → ラカンカ(羅漢果)
Complete Proteinはどういう意味なのか?

Complete Proteinは日本語だと「完全たんぱく質」という言葉になります。プロテインのパッケージには「アミノ酸プロフィール」という必須アミノ酸・非必須アミノ酸がどのくらい含まれているのか記載されているものがあります。

「完全たんぱく質」というのは必須アミノ酸が全てそろっているものを指します。

Hormone and BSE free→ホルモン不使用・狂牛病の危険性がない

単純に「ホルモン」と書きましたが、乳牛を育てる際に使われる「成長促進ホルモン」のことを指しています。この「成長促進ホルモン」は甘味料と同様、人工型と天然型に分かれるようですが、この場合は「人工ホルモンを使用していない」という意味で捉えるべきでしょう。「狂牛病の危険性がない」という点については言うまでもないかもしれません。

5 Probioticsとはどういう意味なのか?

「Probiotics(プロバイオティクス)」というのは腸内細菌関連の研究でよく使われる言葉で、これ以外にも「Prebiotics(プレバイオティクス)」があります。わかりやすくまとめると次のようになります。

  • Probiotics(プロバイオティクス):腸内フローラを改善する微生物(乳酸菌など)
  • Prebiotics(プレバイオティクス):腸内フローラを改善する食品(オリゴ糖や食物繊維など)

このことを踏まえると、ナチュラルゲイナーに使われている「イソマルトオリゴ糖」もプレバイオティクスと言えます。オリゴ糖のほとんどは砂糖よりも甘くないのですが、甘味料として使われることも多いです。

さて、ここでは「5」という数字が出てくるので5種類の腸内細菌が含まれるということになります。栄養成分表示を見てみると、更に詳しいことが書かれてあります。。

  • Bifidobacterium breve
  • Bifidobacterium animalis subsp. lactis
  • Lactobacillus acidophilus
  • Lactobacillus rhamnosus
  • Lactobacillus plantarum

腸内細菌の種類について説明すると非常に長くなってしまうので、この記事では取り上げませんが、ビフィズス菌とラクトバチルスの2種類が含まれていることがわかります。

「Digest-All®AP」という消化酵素が使われています。

MRMの ダイジェストオール

ナチュラルゲイナーの原材料を見てみるとDigest-All®AP(a vegan enzyme blend)と書かれていますが、これはMRMが独自で開発している「Digest-All®」のことを指しています。ナチュラルゲイナーの方には「AP」という言葉がついていますが、この言葉の意味についてはイマイチ分かっていません。

バルクアップ(増量)用のプロテインでこのような消化酵素が含まれているものは割と珍しい気がします。

原材料の表記に違いがあるのは「オールナチュラルゲイナー」と異なるから?

サプリンクス本店の公式サイトを見てみると、原材料に「Opti-Fat」というものが使われている点が解説されています。ところが実際の商品を見てみると「Opti-Fat」とは書かれていません。

MRMの公式サイトを調べてみると原材料について見ることができますが、「Opti-Fat」が書かれているものと書かれていないものがあります。なぜこの違いがあるのかは不明で、色々調べてみると「Opti-Fat」が使われているのは「オールナチュラルゲイナー」であることが分かるのですが、これはすでに販売が終了しているようです。

このことから当記事で取り上げている「ナチュラルゲイナー」と「オールナチュラルゲイナー」は別物であるという点を頭に入れておいた方が良いかもしれません。

「消化酵素」を軸に他のプロテインと比較してみる。

MRMのナチュラルゲイナーと他のプロテインを比較してみたいと思います。比較対象としたのは主に「消化酵素」を含むものにしています。原材料やアミノ酸プロフィールの違いを細かく見てみました。特にアミノ酸プロフィールに関しては比較しやすいように 1g あたりの量を計算しています。

「ビーレジェンドプロテイン PREMIUM MIX」との違いについて

原材料を比較してみる。
—— ナチュラルゲイナー ビーレジェンド
プロテイン WPC・WPI・Micellar Casein WPC・ホエイペプチド
大豆プロテイン・ミルクプロテイン
糖質 マルトデキストリン
イソマルトオリゴ糖
相当するものが不明(3g あり)
人工甘味料 なし スクラロース
消化酵素 Digest-All® ダイジェザイム
バイオペリン なし あり
脂肪酸 Sunflower Oil Powder 中鎖脂肪酸
ビタミン V.C のみ 11種類
プロバイオティクス 5種類 なし

ここで「中鎖脂肪酸」が出てきますが、わかりやすく説明すると「吸収が早く、すぐにエネルギーとして消費される」脂肪酸です。ナチュラルゲイナーにはSunflower Oil Powderという「ひまわり油」をベースにしたものがありますが、「ひまわり油」は「中鎖脂肪酸」ではなく「長鎖脂肪酸」を主成分としているものです。

アミノ酸プロフィールを比較してみる。

栄養成分表示とアミノ酸プロフィール。

栄養成分表示とアミノ酸プロフィールを参考に以下の点に注意しました。

  • ナチュラルゲイナー:84g当たり・たんぱく質の量は25g
  • ビーレジェンドはタンパク質100g当たりのアミノ酸プロフィール

アミノ酸プロフィールは個々の商品で違いがあり、分かりやすくするために1g当たりのアミノ酸プロフィールにしました。ナチュラルゲイナーは糖質も含んでいるので、少しややこしくなりますが、「アミノ酸の量 ÷ 25」で1g当たりのアミノ酸プロフィールを計算しました(小数点は切り捨て)。

以下、1g当たりのアミノ酸プロフィール
英名 和名 ナチュラルゲイナー ビーレジェンド
Alanine アラニン 47mg 42mg
Arginine アルギニン 23mg 43mg
Aspartic Acid アスパラギン酸 112mg 101mg
Cysteine システイン 12mg 17mg
Glutamic Acid グルタミン酸 176mg 181mg
Glycine グリシン 23mg 25mg
Histidine ヒスチジン 14mg 19mg
Isoleucine イソロシン 65mg 52mg
Leucine ロイシン 96mg 89mg
Lysine リジン 90mg 77mg
Methionine メチオニン 19mg 17mg
Phenylalanine フェニルアラニン 31mg 38mg
Proline プロリン 62mg 63mg
Serine セリン 53mg 46mg
Threonine スレオニン 61mg 52mg
Tryptophan トリプトファン 22mg 15mg
Tyrosine チロシン 26mg 31mg
Valine バリン 61mg 54mg

オプティマム「ゴールドスタンダード100%ホエイ」との違いについて

原材料を比較してみる。
—— ナチュラルゲイナー オプティマム
プロテイン WPC・WPI・Micellar Casein 地球
糖質 マルトデキストリン
イソマルトオリゴ糖
金星
人工甘味料 なし 木星
消化酵素 Digest-All® 水星
バイオペリン なし 火星
脂肪酸 Sunflower Oil Powder 火星
ビタミン V.C のみ 火星
アミノ酸プロフィールを比較してみる。

実際に飲んでみました。

飲み方についての解説

Suggested Usage: Add one serving (2 scoops) to 8-10 ounces of water, skim milk, whole milk or your favorite beverage and shake for 30-60 seconds. Use a serving once a day, or 1/2 of a serving 2 times a day.

ここでは水の量が8-10 ouncesとありますが、「1オンス」は「28ml」程になるので「226~280ml」ぐらいということになります。通常のシェイカーは大きいものでも500mlなので、それぐらいが丁度良いということになります。混ぜる時間は「30~60秒」と書かれていますが、確かに完全に溶けるまでに時間がかかる(特に牛乳の場合)印象がありました。

【薄甘いチョコレートの味】水で飲んでみました。

付属スプーン2杯です。

同量の水です。

混ぜた後。

【調度良い甘さ】牛乳で飲んでみました。

どんな人にオススメなのか?

増量(バルクアップ)したい方

ウェイトゲイナー(糖質配合プロテイン)なので、増量(バルクアップ)したい方に向いています。スポーツのために体を大きくしたいというだけでなく、単純に太りたくても太れないという方にオススメしたいものです。ただ、太るのを前提にプロテインを取り入れるのであれば、摂取量も増やす必要があるため、可能であれば1.5kgのものよりも3kgのものを選んだ方がコスパは良くなると思います。

朝食として取り入れたい方

朝食用のゼリーとして「朝バナナ」や「朝マンゴー」がありますが、そんな感覚で取り入れるのもアリです。糖質であるマルトデキストリンが使われていますし、タンパク質の量も豊富なので「朝バナナ」を飲むくらいならナチュラルゲイナーが良い気がします。ただ、少ないと腹持ちがしないので人によっては多めに摂っておいた方が良いかもしれません。

人工甘味料を使っているものを避けたい方

人工甘味料に対してあまり肯定的になれない方にも向いています。人工甘味料の代わりに天然甘味料であるステビアやトレハロースなどが使われています。甘さに関しては人によっては薄味のチョコレートという印象を持ってしまうかもしれませんが、牛乳で混ぜてしまえば丁度良い甘さになります。

おススメできないのはどんな人か?

減量したい方

減量をする上でポイントとなるのは「糖質制限」がほとんどです。「結果にコミットする」で有名なライザップも筋力アップと糖質制限を主体としていることから、減量に糖質を取り入れるとかえってマイナスになりがちになります。こういった点からも減量には向いていないと言えそうです。