「低分子化」の意味について詳しく… | 酵素入りのプロテイン(タイムリリース型)

低分子化 意味

「低分子化」の意味について詳しく…

【この記事の目次】

「低分子化」という言葉の使用例をいくつか…

太るためのプロテイン「フトレマックス」の場合

ドクターフトレマックス

フトレマックスの表記例(

フトレマックス」は太りたくても太れない方のために開発されたプロテインで人工甘味料などを使用していない無添加プロテインでもあります。海外でウェイトゲイナーと呼ばれるバルクアップ用(体重を増やす)のプロテインがありますが、それに相当します。

「低分子化プロテイン」とありますが、公式サイトでは「ホエイペプチド」とも書かれています。現在は販売初期と異なり「コラーゲンペプチド」や「バイオぺリン」も取り入れられました。無添加であるせいか、泡が非常に立ちやすいです。

「オリゴノール®」配合サプリ「TSUKA09(ツカレナイン)」の場合

ポリフェノールを低分子化とある。

世界でも数少ないオリゴノールのサプリで、スポーツパフォーマンスを向上させたい方のために開発されたものです。通常カプセルタイプのものが多いですが、水なしでも飲めるチュアブルタイプ(咀嚼錠)になっています。非常にコンパクトでミンティアのようにポケットに入れることもできます。口にしてみると甘さと苦みが混ざった独特な味がします。

「オリゴノール」はポリフェノールを低分子化したもの

オリゴノールはライチ果実から抽出したポリフェノールを低分子化したものです。ポリフェノールといっても種類は膨大で、正式には「プロアントシアニジン」を低分子化したものとなります。

ポリフェノールを低分子化していますが、体に吸収されるものとして最も重要な低分子であるモノマー(monomer)・ダイマー(dimer)・トリマー(trimer)が通常のライチ果実よりも2倍多いです。

モノマー(monomer)・ダイマー(dimer)・トリマー(trimer)は、糖質関連用語でいうところの単糖類・二糖類・三糖類に相当しますが、日本語に訳すと単量体・二量体・三量体となります。

そもそも「オリゴノール」は「オリゴマーポリフェノール」の略称で「オリゴマー」というのは「単量体が20個近く結合したものの総称」とされています。

雪印ビーンスターク「プラチナミルクforビューティ」の場合

コラーゲンペプチド(赤線に注目)

大人でも飲める粉ミルクとして開発されたもので、フトレマックスと同様「コラーゲンペプチド」が含まれています。言うまでもなく女性用になりますが、飲み方は1日1本が目安になっています。ポタージュ風味ですが、薄いコーンスープのような味でした。

「低分子化」したと言えるものは他にあるのか?

「デキストリン」と呼ばれるものも「低分子化」したもの

デキストロース等量の図解

デンプンは私たちの身近な炭水化物ですが「デキストリン」や「マルトデキストリン」とよばれるものもデンプンを「低分子化」したものであり「低分子デンプン」という言い方も可能です。「デキストリン」や「マルトデキストリン」も厳密な定義がありますが、最も重要なのは「デキストロース等量(DE)」の数値となります(上の画像)。

日本と海外ではこれらの定義が微妙に異なる部分もありますが「デキストリン」や「マルトデキストリン」が単糖類であるグルコース(ブドウ糖)により近く、少糖類と多糖類の中間にあるような感じであることが分かるのではないでしょうか。

スポーツサプリメントでも頻繁に使われる「マルトデキストリン」

「ウイダーinゼリー」のマルトデキストリン

マルトデキストリンはデンプンを低分子化したものであるため、言うまでもなく吸収が早いです。そのようなメリットがあることから「ウイダーinゼリー」などのゼリー飲料で頻繁に見かけます。「デキストリン」と書かれているものもありますし、「マルトデキストリン」と書かれているものもあります。

前述の太るためのプロテインで「フトレマックス」を紹介しましたが、バルクアップ用(体重を増やす)のプロテインにマルトデキストリンが使われているものは非常に多く、なくてはならないものとなっています。

「低分子化」を可能にするのは「酵素」である。

基本的に「低分子化」というと、その過程で使用されるのは「酵素」が一般的です。デンプンを低分子化する場合は「アミラーゼ」、タンパク質を含む豆乳や牛乳などの乳製品を低分子化する場合は「プロテアーゼ」が使われます。

このような酵素を用いて低分子化することを「加水分解」と呼んでいます。

アミラーゼ:デンプンを低分子化

MRM「Digest-All」のアミラーゼ

アミロースとアミラーゼの図解

デンプンを分解する酵素として知られていますが、海外の消化酵素サプリを見ると「αアミラーゼ」「βアミラーゼ」「グルコアミラーゼ」と記載されているものもあれば、「アミラーゼ」とだけ記載されているものもあります。

身近な食材だと、大根や山芋に含まれていて、デンプンを低分子化する際にも使われる酵素です。

プロテアーゼ:タンパク質を低分子化

MRM「Digest-All」のプロテアーゼ

タンパク質を分解する酵素で現在知られているものだと4種類あります。正式な名称があるのですが、どういうわけか海外の消化酵素サプリだと「プロテアーゼ」だけしか書かれていないことが多いです。ホエイペプチドを製造する際に使われています。

身近な食材だと、フルーツのパイナップルに含まれており、パパイヤの場合はその6倍近くのプロテアーゼが含まれているとされています。

「低分子化」で酵素を使わないものもある。

ライチ果実の写真

前述の説明では「酵素」による低分子化についてでしたが、中には「酵素」を用いないものもあります。ライチ果実由来のポリフェノールを低分子化した「オリゴノール」です。

茶抽出物を用いてできる「オリゴノール」

オリゴノール配合の「TSUKA09(ツカレナイン)」でも解説しましたが、ざっくりと説明すると「ポリフェノールを酸性条件下で茶抽出物を用いる」となります。

実際に解説してある資料の図解を見てみると「carbocation(カルボカオチン)」という言葉が出てきており、詳しいことはわかりませんが、酵素が関係していないことが分かります。

他の資料に当たってみないとわからないものもありますが、現時点ではここまでしかわかりません。