イミダペプチドの摂取量は1日200~400mgが良く、またそれ以上であっても副作用はない。 | 酵素入りのプロテイン(タイムリリース型)

イミダペプチド 摂取量 目安

イミダペプチドの摂取量は1日200~400mgが良く、またそれ以上であっても副作用はない。

企業サイトでの推奨摂取量。

日本予防医薬の公式サイトではイミダペプチドについてわかりやすく解説していますが、そこでは摂取量について200~400mgを毎日摂取するのが理想としています。製品化されているイミダペプチド飲料には30mlという少ない量で200mgが摂取できるようになっています。

推奨摂取量は前掲サイトでは200~400mgとしていましたが、これは以下の報告がベースになっています。

「イミダペプチド(CBEX-Dr)配合飲料の健常者における抗疲労効果」『薬理と治療』2008年 36(3): 199-212頁

「イミダゾールジペプチド配合飲料の日常的な作業のなかで疲労を自覚している健常者に対する継続摂取による有用性―第一次エントリー 207 名の解析結果報告―」『薬理と治療』2009年 vol.37 no.3

他の研究発表での摂取量はどのくらい?

「【総説】新規抗疲労成分:イミダゾールジペプチド」『日本補完代替医療学会誌』Vol. 6 (2009) No.3 123-129頁

他の実験ではどのくらいの量で行われていたのかを調べてみました。これから紹介する報告は上のものを参考にしています。この資料ではイミダペプチドの種類をカルノシンとアンセリンだけ紹介するのにとどめています。体系的に、しかも分かりやすく、当記事ではその脚注部分に焦点を絞って紹介しています。

1回1500mgを摂取・高強度間欠的運動パフォーマンスによるもの

「トリ胸肉抽出物(CBEX^)の経口摂取が高強度間欠的運動パフォーマンスに及ぼす影響」『体育学研究』2004; 49: 159–169頁

この実験では1,500mgのイミダペプチド(カルノシン:アンセリン=400mg:1,100mg)が含まれたものを使用しています。運動は自転車エルゴメーターを用いたもので、5秒間の全力ペダリングを30秒間の休息を挟んで3回行ったものです。発表されたのが2004年とかなり古いものです。

1回320mgを30日間摂取・短時間高強度運動パフォーマンスによるもの

「トリ胸肉抽出物 (CBEXTM) 長期摂取が骨格筋中カルノシン濃度と短時間高強度運動パフォーマンスに及ぼす影響」『体力科学』Vol. 52(2003)No.3 255-263頁

この実験で使用されたイミダペプチドの総量はトリ胸肉を原料とし、表によると全体の0.8%と書かれており、計算すると「0.32g=320mg」となります。これを1日1回と1日3回のグループに分けて30日間摂取し、骨格筋カルノシン濃度と運動パフォーマンスの関係を調べたものです。こちらの場合は先のものと比較してかなり少なめになっています。

長期摂取(1日400mgを12週間)で副作用があるかどうか。

「健常者を対象としたイミダペプチド(CBEX-Dr)配合飲料の長期摂取における安全性」『薬理と治療』36(3): 213-224頁, 2008年

こちらの報告では試験薬として60ml飲料にイミダペプチドが400mg含まれているものを使用しています。摂取期間は12週間ですが、その後の観察期間として2週間を設けており、計14週間にわたり行われています。試験薬自体は田村薬品工業(株)にて製作されているとのことです。実験の結果は特に有害な要素は見当たらなく、安全であると結論付けています。

過剰摂取(1日1,200mgを4週間)で副作用があるかどうか。

「健常者を対象としたイミダペプチド(CBEX-Dr)配合飲料の過剰摂取における安全性」『薬理と治療』36(3): 225-235頁, 2008年

こちらの報告で使用した試験薬は180mlの飲料にイミダペプチドが1,200mg含まれており、それを4週間摂取し続けた場合の安全性について調べたものです。試験薬の製造は先のものと同じです。実験の結果は特に有害な要素は見当たらなく、安全であると結論付けています。

結論:摂取量が400mgを超えても問題はない。

以上のことからあくまで1日の摂取量は200~400mgとしていますが、実際は1000mg以上摂取しても問題ないようです。この記事で紹介したイミダペプチド飲料は鶏の胸肉をベースにしているものなので、サプリメントとしてだけではなく、日頃から鶏肉を食べるように心がけるのも良いでしょう。

もしも品質にこだわりたいというのであれば、鶏肉の種類は若鶏(ブロイラー)よりも地鶏の方が良いという点も付け加えておきたいと思います。